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梅の焼酎漬をつくってみた 2023年9月20日
3年前、家のまえの野原を庭にしたくて、
いろんな樹木を植えた。
サクラを7本植えて、全滅した。
ツツジ5本を植えて、全滅した。
ムクゲは草刈りにまぎれて植木を切ってしまい、ダメにした。
そう、わたしはダメな女。
正確には全滅したのではなく、
わたしが生育方法をしらず全滅させてしまった。
わたしにさわるものはみな、ダメにする。
ただ、そのなかでも、南高梅2本は成功し、根付き、成長した。
3年目、実ができた。
なんということ。わたしでも植栽に成功した。
そこで、記念に焼酎漬けをつくってみた。
そもそも、なぜ、梅を植えたかというと・・・
いぜん、お墓への小道の途中に梅がおちていた。
おおきくて、熟していて黄色をしていた。あまいにおいがする。
車で通ると、その梅をつぶすことになるので、かわいそう。
梅の木は、ひとの土地のものだ。
が、落ちている梅は小道とはいえ、公道だ。
おちている梅なら、かってにとってもいいはずだ。
うん、そうだ、採っていいものなのだ、そう自分に言い聞かせた。
わたしはいったん家に帰り、バケツをもってきて、それをひろった。
うひひ・・・梅だ梅だ。
ところが、落ちていたことで梅にこまかなキズがあった。
洗ったとき、あの鮮やかな黄色は、きもちがわるいほど茶色に変色した。
そこで、しかたなくジャムにしたわけである。
にもかかわらず、それがとてもおいしかった。
梅を育てればいくらでも梅がくえる!
こそこそと、人の家の、落ちていた梅を拾わなくてもすむ。
そうおもって、南高梅の苗木を2本買ったわけである。
なぜ、2本かというと、1本だと花がさいても受粉しない。
と、ネットの梅の育成サイトでしらべたのだ。
足ほどの高さの梅の苗木は3年で、わたしの身長をこえた。
で、その梅の焼酎漬けが、3か月たち、できたわけである。
ビンの半分に氷砂糖をいれて、どれほど甘いかとおもいきや、
なんともいえないうまさである。
これから毎年、梅酒が吞める。これはうれしい。わたしのしあわせ。
ちなみに、下の写真は6月の漬けたばかりの梅。
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