わたしの家に子どもたちがやってきた  2022年3月1日

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わたしの家に子どもたちがやってきた  2022年3月1日

今朝、母がいきなり、わたしのいる茶の間にやってきて、 子どもたちがやってきた! と声をあらげた。 たしかに表から子どもたちのはしゃぐ声がする。 サッシからのぞいてみると、なんと、わたしの家の、 野原(庭にするところ)で子ども10人以上がかけまわっている。 しかも、おとなの女性も二人いるところをみると、 どうやら、近所の保育園の集団散歩としてきたようだ。 母が声をあらげるのも、 わたしの家のまえにあって、勝手にひとの土地にあがりこんだ。 そんな感情もあっただろう。 わたしはおどろいたけども、なんだか、ふしぎとうれしかった。 ろこつにしゃしゃりでてくると、逃げられそうだから、 わたしはそっと、二階にあがり、そこから写真をとった。 そもそも、わたしのいる集落は家が数十軒の、まわりは田んぼだらけ。 なのに、子どもたちは、アスファルトの道端であそんでいるのだ。 つまり、安心してあそべる、たいらの野原がない。 もともと、わたしのその野原は、芝生を一面にしいて、 パットゴルフでもできればと考えていたところ。 ただ、管理がたいへんだと知ってやめた。 けれど、これでわたしの野原を庭計画にする気力がわいてきた。 低木樹を植え、花をそだてる環境にする。 それに、芝生はだめだけど、野芝は植えられそう。 3年前に梅を植え、2年前に桜を植えた。 昨年は、つつじを植えた。 今年もつつじをもっと植えたい。 39c41b07-e311-4cd1-a464-8d579e56db4f
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