腹黒王子とクーデレ君

王子学園

そして、いつも通りな会話をしながら食事を終え、
学校に行く準備をして一緒に登校をした。

学生寮(ていうか……ホテルだろ)からも見えて、この学園のことを知らない人が見たら西洋の城だろうっと思ってしまうぐらいのバカでかい校舎の門をくぐり無駄に装飾品が多い校舎の中に入った。

王子学園は、5号棟に別れており1つの棟は、3階だてである(1号棟だけ1階だけの棟)。1号が学生皆で食事などが出来る食堂や売店などが入った棟、2号棟が1年から3年のまでの教室が入った棟、3号棟は、理科室や美術室などの移動教室が入った棟、4号棟は、職員室や事務室などが入った棟、そして5号棟は、1階が風紀委員室で2階が生徒会室、3階が理事長室などが入った棟である。

俺とアランが向かう5号棟は、校門からかなり遠いのでとても面倒である。まあ、歩けない距離ではないが。

あとこの学校は、部活面ものびのび出来るように野球のグラウンド、テニスのコート、バスケやバレーなどの室内競技が出来る大型体育館が4つに室内プールや…………など言い出したら切りがないように運動設備も整っている。

しかも図書館も図書館単独で建っており国立図書館のひけをとらないぐらい。広いし、本の揃えも豊富だ。

誠「やっぱり、無駄にバカでかいな……」

ア「そーだね。一体どこに金かけてんだろ……。」

っと呆れたように呟くアラン。