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アランの家、王子家はとても金持ちだ。
なんせ、世界で3本の指にはいるぐらいの権力を持っている。
なんて言う俺の家は金持ちでは無く、一般家庭出だ。
じゃあ、なんでアランと社会的な関わり無さそうなそうな俺が仲良くしているかと言うとただたんに親同士が仲良いのと俺とアランが仲がいいからだろう。
だが、この学園には家柄重視の奴らもいたりする。だから、俺を気にいらない奴は何人かはいると思う。何故なら、あの世界を代表する王子グループのアラン仲がいいから。しかしそれは、本当はあってはいけない事だと思う。
俺の親は、くだらない差別が嫌いだった。
家柄の差別や貧乏と金持ちの差別、人種差別、同性愛者の差別等々、言い出したらきりがないくらいの差別を俺の親は、嫌っていた。
だから、小さい頃から両親に
誠父「誠。父さんや母さんは、誠に差別の偏見を持つ人になって欲しくないんだ。親が優秀だからってその子供も優秀とは限らない。勿論その逆もある。だから、その人の家柄や親だけを見て差別するのはやめなさい。」
っと何度も言い聞かされた。
確かに、親が犯罪者の子供が、必ずしも犯罪者という事は、無いだろう。逆に犯罪者の子供の親が犯罪者と言うのもそうそう無いだろう。
だから俺は、この学園の恋愛感情が同性に向くところも嫌に思うつもりは無い。それは、本人達の自由なんだから同性愛者だからって差別するのは、人権侵害に値するのでないだろうかっと俺は、考えている。
アランも俺と同じ考えで、アランは幼等部からこの学園にいる(俺は、高等部から入った)のでもう同性愛者は見慣れてるのかもしれないし、こいつの恋愛対象が男なのか女なのかすらもわからないが、俺が同性愛者を差別してしまえば、たった1人の幼なじみの考えも否定してしまう。アランを否定するのは嫌だなって思ってしまう俺がいた。
ここで、俺はある事に気づいた。
アランと恋愛についての話なんてした事が無かったっと。だから思い切ってきてみる事にした。
誠「アラン、お前好きな奴いるのか?」
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