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ア「ねー仕事もう終わる?」
誠「ああ。もうすぐ終わる。」
ア「なら、一緒帰ろ!あっついでにデートしに行こっか?」
誠「……」
あいつがふざけた事を口にするから殴ってやろうっと思ったのに、普通に手で止められてしまった。
ア「冗談だよ!」
そして、何故か悲しそうに笑うあいつ。そんな顔見たくなくて
誠「……別に買い物ぐらいなら、行ってやってもいい」
俺は、こいつには少し甘いのかも知れない……
ア「本当!?じゃあ、俺も手伝う!」
っと言ってアランが俺の仕事を手伝ってくれたので、1分もかからないうちに終わってしまった。
ア「もう、鹿賀さん(アランとこの運転手さん)呼んだから行こっ!」
誠「ああ。わかった。」
そういって、俺達は荷物をまとめて玄関のところまで降りた。すると、玄関の前に黒いリムジンと20代ぐらいのイケメンが立っていた。言わなくてもわかると思うが、アランの車でイケメンの人は、アランの家の運転手の鹿賀さんだ。
鹿「坊ちゃん、誠様。どうぞ、お乗り下さい。」
っと言って、ドアをあける。
ア「鹿賀、ありがとう。」
誠「ありがとうございます。鹿賀さん。」
鹿「どういたしまして」
っと言って鹿賀さんは、微笑み車に乗り込み発進させた。
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