第1章

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 記憶喪失のわたしの前に現れたのは、一人の男子だった。  その男子はわたしの彼氏だという。 「あなたのこと、好きだったんだろうけど。わたしの記憶、戻らないかもしれないよ」  わたしは言った。 「大丈夫。これからふたりで新しい思い出を作っていこう」  彼は笑って言った。
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