第1章

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目を覚ました私が最初に見たのは、天井から吊り下げられた照明だった。かなり長い間眠っていたのだろう、頭がズキンズキン痛むし、照明があまりにも眩しい。 その照明の光を遮るため無意識に右手が動いた。しかし、私の右手は10cm程上がったところで「ガチャ」という音と共に急に動かなくなった。 私の右手首には手錠がされており、その手錠は短い鎖で私が仰向けになっている台に固定されている。左手首も同様に。 Oh,my god! 完全に拘束されているではないか。
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