第一章 目覚め

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ぶらぶらと店内を歩いていると、 物静かそうな女子大生ふうの女の子達が二人、 カフェでアイスクリームを食べていた。 ボクは、 一目で恋に落ちてしまい、 その女子たちに勇気を振り絞って声をかけてみた。 「こんにちは☆今何してるの??」 女子大生A「見れば分かるでしょ?アイス食べてる」 「確かに・・・見れば分かるけど・・・」 女子大生B「・・・・・・・・・・・・」 「もしよかったら、 一緒にランチでもいかがですか?」 女子大生A「ちょっと、 1階に用事があるので・・・」 というと、 女子大生は、 さっさとその場を後にした。 ボクは、 女子大生達の背中を見えなくなるまで見ていた。 その後、 1時間ほど店内を探したが、 人が多すぎて見つけるのは難しかった。 あきらめるほかなかった。
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