第二章 再会

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どうにかこうにか舞浜駅にたどり着くことに成功したボクは、 あかねさんに連絡した。 『今どこにいるんですか?』するとメッセージを送ったと同時に既読になった。 どうやら、 そうとうオフ会を楽しみにしているようだ。 『今、 東京駅にいます☆今から向かいますね~♪』ボクは、 一足早くディズニーランドの門の前で待っておくことにした。 それから一向に待っても来ない・・・もしかすると・・・いや、 そんなはずはないだろう。 ボクは、 待つことにした。 40分後にバスが停留所に止まり中からあかねさんが姿を現した。 『今着きました☆』とあかねさんからメッセージ。 ボクは、 すかさずあかねさんのもとに急いだ。 「あかねさん、 お久しぶり」少し、 力ない声で言う。 あかねさんは、 ボクの声に気がつき、 体ごと振り返った。 「・・・・・」最初は、 誰か分からないような感じだったが、 徐々に思い出してきたようだ。
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