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「奇田くんだよね?」
「うれしいな~覚えててくれたんだ~」
「うん、
てか今日のオフ会に参加してるの?」
「そうだよ。
偶然、
放送見つけちゃって、
それで・・・」
「すごい偶然だね~」
「そうだね。
他のリスナーさんは、
まだ来ないのかな?」
「もう少し待つ」
「うん」
待ち合わせ時刻を過ぎても一向にオフ会参加者は現われる気配がない。
もしや、
このオフ会に参加しているのはボクだけなのか?だとすれば、
だとすればこれは凄くチャンスである。
ボクの心臓がドクンドクンと脈打っていた。
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