生徒会執行部の選定開幕 Ⅰ

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俺の意識はそこで途切れた。 ****** 夢を見た 『お前は守れなかった』 『一族の出来損ない』 『お前に任せるんじゃなかった』 『出来損ないの欠陥品』 俺の夢の中で幾つも聞こえてくる罵倒 『俺が『春花』を殺したんだよ吹雪…』 『そいつ』はそう言って笑った。 ****** 「っうあぁぁぁっ!」 俺は飛び起きた。 (……最近よく見るな……もうあれから10年が近づいてきてるからか…) 俺はそう思いながら拳を握り締めた。 (あいつだけは絶対に許さないっ!絶対にこの手で殺してやる) 俺はそう決意をしなおした。 「って!生徒会執行部の選定中じゃ!此処どこだ!?」 俺はようやくまともな判断が出来るようになった途端、大事な事を思い出した。
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