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イケメンで社長と言う肩書を持っているせいか。
仕事の電話の時は表情ががらりと変わっている。
だが、麻友と一緒の時には優しいまなざしを麻友に見せている。
そしていつも甘えてくる。
まるで猫のようになついてくるのだった。
そんな高臣が麻友はとても大好きだった。
麻友を大事にしてくれる高臣、麻友の事を心も体も愛してくれる高臣、麻友は高臣の事をいつも一番に考えていたいと思っている。
すやすやと寝息を立てる高臣の頬をそっと撫でる。
やがて、駅に着くころようやく目覚めた高臣は大きな欠伸小して、
「ああよく寝たなあ。揺られるとやはり眠くなるんだな」と言うと涙目で麻友を見た。
麻友は微笑みながら
「お疲れ様、駅の前にバスが来ているでしょうから、さあ乗り込みましょう
「ああ、そうだな」と二人で旅館への送迎バスに乗り込むことにした。
バスの中から見る景色はとても綺麗だった。
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