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「俺、先輩が好きなんです。英次先輩が好きで、好きでどうしようもないんです・・・!」
美作はうつむき、その強い視線から目をそらした。
「俺、名前負けしないような強い男になります。あなたに相応しい男になって見せます。
そして…あなたを守り、幸せにすると約束します。
誰よりも、あなたを愛しています。」
『だから嫌なんだよ!!』
「知るか、鬱陶しい、近寄るな、アホがうつる」
「はい、英次先輩!」
『いつもの自分じゃいられなくなる』
『年下のコイツに甘えたくなるとか…』
『…恥ずかしいんだよ、俺は…!』
『調子狂うのは怖いんだよ』
『不安取り除けよ、馬鹿…』
「本当に馬鹿だね、君も」
『僕はもっとバカだ』
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