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ふふふっ。
後少し……もう少しで彼女が苦しんでいくその姿を
一番近くで感じることが出来る。
手を射し伸ばしながら突き落すことも彼女の信頼を
ゆるぎなきものにすることも出来る。
私が宝さまに手をかけた後、
宝さまは私を疑い私に向かってくるはず。
あの方はそう言う方だから……。
宝さまのことは、
他の誰よりも良く知っているから。
今宵、カムナの呪を発動させる。
全ての道を正すために。
さぁ、楽しみましょう。
私が消滅するその時まで……。
私が愛する大切な二人に心からのおもてなしを。
……愛しい人……。
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