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スノーボードを早々に引き上げて、近藤竜騎は部屋にカノジョの三島史奈を連れ込んでいた。
きしむベッドに、荒い息づかい。さっきの大きな地震には本当に驚いたが、そんなことくらいでは竜騎の性欲は治まるはずもなく、先ほどの地震ほどではないが、竜騎の動きに合わせて、ベッドも大きく揺れていた。
せっかく史奈の親の目の届かないところに、泊りで来ているのに、こんなチャンスを逃す手はない。
さすがに夜はクラスメイトが部屋にいるし、かといってこのクソ寒い場所でアオ姦とかしたら死んでしまう。
それもでやることはヤりたいと思った竜騎は、スノーボードをさっさと切り上げ、嫌がる史奈を半ば無理やり部屋に連れ込んでの行為だった。
史奈は竜騎とは違い真面目な優等生だから、もしこんなことが学校にバレて、内申書に響いたらと思うと、怖いからイヤなのだが、竜騎に頼まれるとどうしても断れないのだ。
もっとも気持ち良いから、セックス自体は好きだけど……。
そろそろクライマックスというところで、廊下が騒がしくなった。
この階は橘高校の貸し切りのはずだ。
「おい、もしかしてさっきの地震で、みんな帰って来たのかも」
竜騎は行為を中止すると、慌てて服を着始めた。
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