監禁ー八百井 昇太(やおい しょうた)SIDE

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おじさんは手綱を握りボクが犬でおじさんがそのご主人と言う構図にされまちた。 「お前は[犬]だ!今から闇の街を紹介がてら散歩させてやるから感謝しろ!」 今から闇の街を散歩していたら警察が助けに来てくれるのではと淡い期待を覚えますがそれは次の言葉で打ち砕かれます。 「この闇の街は警察の目には届かねえ、届いたとしても誰も助けに来ねえよ!この闇の街は俺達のテリトリーだ!」 平和なはずのトクシマにこんなおかしな世界があること自体ここに連れて来られるまでわからなかったでち。 この闇の街は何処かに警察と繋がっているのか、弱みを握られているのかで警察はこの闇の街には手を出せないでいるらしいでち。 そしてボクの首にかけられている首輪は乱暴に手綱で引っ張られボクは犬となってご主人であるおじさんについて行くことしか出来なくなったでち。
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