母の思い出

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母の思い出

「母さま・・・」 「ミライは本当にいい子ね」 色白の透き通る手はミライの頭をなでた。それはミライにとってご褒美であり至福の一時でもある。嬉しく笑みをこぼすミライに母カナメは笑みを返した。 幸せは一瞬で消えるもの。 カナメの笑みももやが掛かるように消えていった。
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