母の思い出

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アメリカ ニューヨーク郊外朝7時。 豪邸が並ぶ高級住宅街の一廓にひときわ目立つ屋敷。大きな門扉に厳つい警備員が2人立並び鋭い眼光でにらみつけ誰もが逃げてしまいそうな緊張した雰囲気をかもし出している。 敷地には水撒きされた芝生がきらびやかに光り噴水の水がとどまることなく流れる続ける。 そんな誰もが憧れる豪邸に一人の少年が住んでいた。 彼の名前はミライ・カーチィス14歳。 ひ弱で色白の優男。母親思いの好青年。背は低く160㎝(自称)だが、こう見えて飛び級して有名大学に通っているのだ。
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