プロローグ

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「……何で、俺に?」 ようやく疑問を口に出せたのは、見下ろしているものの早生が少し離れてくれたからだった。 そう、男同士に年の差(確か七歳)もだが、もっと大きな理由がある。 「僕の事、好きなんでしょう? 両想い、なんですよね?」 「それは……でもお前、好きな奴いるんだろう?」
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