恋敵眼鏡Brothers

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残念なような、ほっとしているような、複雑な、気持ち。 「……帰るか」 「……うん」 帰り道はなぜか、ずっと無言、だった。 ……それからも。 海翔先生とは毎回、寸止め。 どこかで見張ってるんじゃないか、ってタイミングで陸哉がやってくる。 陸哉はあれから、キスをせまってくることはない。 私は海翔先生と陸哉の間で、曖昧に笑ってるまま。 ……どうしたら、いいのかな? 【終】
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