第1章

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「迎えありがと」 そう言いながら 助手席に乗り込もうとすると 財布から2千円を取り出して あたしの手に握らせた。 「なんか買っておいで 今日はママが居ないから ちょっと贅沢しよう」 「うんっ! じゃあ一緒に行こーよ」 あたしが声を掛けると お父さんは運転席から降りた。
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