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午前2時17分。阿久津探偵事務所前の路上。
久城は、石山と先ほどまで一緒に吸っていたセブン・スターを1本取り出し、火を点けた。
石山が思いの外手を伸ばした為に、事務所に来る前に買ったばかりなのにそれなりに減っていた。
約3年ぶりの煙を肺に行き渡らせ、星の見えない夜空に吐いた。
久城は携帯を取り出し、電話帳からコールする。
「・・・もしもし。久城だ。石山が自供した。明日にでも出頭させる。・・・ああ、・・ああ。そういうことだ。さっきはお前にまで試すようなことして悪かったな。金田。ああ、明日改めて墓前に報告に行こう。あっちでは禁煙してくれってな。」
END
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