堕ちし者共の末路

2/6

2人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ
傭兵という稼業は戦があってこそ成り立つものだ かつて男たちは名の知れた傭兵団として活躍していた 世界は争いに満ちており、彼らが仕事に事欠く事はなかったのだ その日が訪れるまでは ソレは突然現れた 勇者と名乗る奇妙な男が帝国に現れ、単騎で他国に攻めいったのだ 勇者の力は凄まじい限りで、ただ一人の人間に、他国の軍隊は 手も足も出なかった そして戦乱の世は幕を閉じる 自称勇者様によって世界は平定されてしまった 仕事の無くなった傭兵たちは散り散りになり、一部の者は山賊へと身を堕とすのであった
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加