第1章

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幕府にも 真逆の天才 並び立つ 勝ちを望めば 東西日本 幕府側にも二人の天才が現れる。 一人は勝海舟であり、もう一人は徹底交戦派の小栗上野介である。 もし【徳川慶喜】が小栗の意見をとっていたら、まだ少人数の上京している薩長軍は最新のフランス式の幕府陸海軍に簡単に敗れ、その後乱れた日本は英仏の代理戦争となり、東西日本になっていたかもしれない。 幕府側では徹底交戦にかかる莫大な費用をフランスに北海道を与えて終わらせる案さえ出たという。 しかし【慶喜】はその僅かな薩長軍を前に、時代は変わった事を察知し敵前逃亡して徳川の世を終わらせた。 歴史の面白さがここにある。image=499080337.jpg
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