コレクション

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僕には好きな人が居ます。 いつも笑顔が素敵で、容姿も綺麗な人。 でも、僕に彼女に告白は出来ません。 何故なら、僕は彼女より背が低いから。 だから、いつも見つめているだけ。 けど、それでも満足はしている。 そんなある日。 僕は、弟を迎えに行く為に保育園に向かったんだ。 そして、目の前に居たのは…。 暑いのにコートを着ていて、マスクにデカいサングラス。 オマケに帽子を深く被っていて、明らかに怪しい人が園児を見て"ハァハァ"と息が荒かった。 危ない人だと感じ取った僕は、ソイツに声を掛けた…が。 相手はあまりにもビックリしたおかけで、デカいサングラスを落とした。 怪しい人は慌てて拾おうとしたが、帽子まで落ちた。 顔を確認しようと見たら…。 「え?」 …と、声を漏らした。
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