第1章

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真白『(……ここはどこ?)』 真白『(ここには来たばかりであまり道にも詳しくないのに夜道を歩くって凄く危ないことしてる気がする)』 真白『(それにここ誰もいない。別に危険なことなんてないけど、やっぱり怖い)』 『ねぇ君』 真白『ひっ、なんですか!?』 『君一人なの?こんな所で一人は危ないよ?おじさんと一緒に来るんだよ』 真白『やめてくださいっ、手を離して!』 『大丈夫。変なことはしないから』 真白『(なんなのこのおじさん……誰か)』 『おい』 『んぎゃああかあぁ!』 真白『(おじさんが振り向いたと思ったら鳩尾に拳がめり込んでいて、悲鳴をあげたおじさんは倒れて)』 真白『(それで)』 サワムラ『うちの家政婦に気安く触るな。変質者』 真白『(私の雇い主が、しかめっ面で立っていた)』
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