殺し屋の家政婦

第1章

サワムラ『それとお前、もう今日限りでクビだ』

真白『えっ……なんで』

サワムラ『俺の秘密を知ってしまったから……と言いたいが元々短期の予定だったんだ。だから単純に今日がその日というだけの話』

真白『でも、そんなの聞いて……ませんし、それにどこに住めば』

サワムラ『この１週間お前はよく頑張ってくれたよ。だからそのボーナスとして帰りの旅費は払ってやる。それで大人しく帰れ』

真白『で、でも』

サワムラ『でもじゃない。別にここじゃなくたって良いだろ。何かを始めたいなら別の所でやれ。殺し屋の家政婦なんてお前も嫌だろ？』

真白『い、嫌です。ここで働かせてください』

サワムラ『駄目だ。ほら、荷物まとめてさっさといけ』