殺し屋の家政婦

第1章

サワムラ『(で、今日が真白とやらが来る日か)』

サワムラ『(すぐ家政婦として雇うのも怪しいかと思って一応面接はするが、真白以外に希望者が誰も来なかったから面接の意味はあまりないな。どちらにせよ雇うつもりだし)』

真白『あの、すみません』

サワムラ『ん、あぁどちらさん？』

真白『私、本日サワムラ様の家政婦として参りました真白です』

サワムラ『……アンタが真白さん？』

真白『はいそうですが……あぁすみません、まだ家政婦として正式に決まっておりませんよね。まずは今日の面接に受からないと！』

サワムラ『(思ったより若い。どう見ても十代だ)』

サワムラ『あの、アンタ歳はいくつだ？』

真白『はい、じゅ……25才です』

サワムラ『年齢詐称は捕まるぞ』

真白『えっ……すみません、本当は19才です』

サワムラ『(19？思ったより歳取ってるな)』