脱走

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『会長っ!見つけました!』 「「!?!!!」」 黒山と黒服3名に見つかってしまった。 黒山『ヒヒヒっ……!探したぞー? 高級サーロインに高級ヒレ、高級リブに高級バラ、それに高級モモに高級ロース……高級ヒウチが居ないみたいじゃのう…… ブヒャヒャっブヒャヒャ!』 桜子「何の事……?」 光希「こいつ俺たちを肉に例えてやがる」 健次郎「ゲス野郎……」 黒山『黒山以外、黒山じゃないのー、じゃ』 実花「狂ってる……」 黒山『お主たちに再度確認じゃ』 翔「確認だと?」 黒山『ふむ。ここまで足を運んだのはお主ら自らの決断。招待状にも書いたじゃろ。 “参加する意思がないなら招待状を無視しろ”と。 お主らはその忠告も聞かず、自分の意思でここまで来た。そうじゃろ?』 リリン「ええ、そうよ。 自分の意思で契約書を破った。なぜまだゲームが続いてるのかしら?」
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