120人が本棚に入れています
本棚に追加
その夜、井上は癒しを求め
夜の街へ……
「井上さ~ん!
また来てくれたの!」
井上「うん!
僕は実花ちゃんの為に働いてるからねっ!」
実花「またあ!
嬉しい事いってくれちゃって……
惚れちゃうぞっ?」
井上「ほ……惚れちゃうっ!?
もきゅーー!!」
実花「……。
うん、もきゅー!」
トントンッ
「実花さん、ちょっと!」
黒服に呼ばれた実花。
実花「はい?」
「あの井上ってお客さん……良く来てくれるけど、毎回使わないよね?」
実花「はい……。
実は、あの人最初の頃は使ってくれたんですけど貯金尽きたみたいで。
だからもう来なくていいって言ってるのに
借金までして店に来てるんですよ……」
「そう……。
単価も上がんないし
後からめんどくさくなりそうだから
あんま深く関わらない方がいいかもよ」
実花「はい……」
最初のコメントを投稿しよう!