クズ系男子(?)in王道学園

さてさて、高校入学です。

「あぁん？黙ってないで、何とか言えやゴラァ！ビビってごめんなさいもいえねぇってかぁ？」
なんて不良感溢れるセリフwwwだめだ、笑いそうwwwだって、この学園にいるという限り、頭がいいことは確実なのだ。
この不良口調も、もしかしてなんかの本で学んだのか？なんて考えてたら、だめだ、めっちゃ面白い。
落ち着け俺。
どうする、どうするよ、俺。
すると、俺から見て左に居る生徒と目があった。おや、見られてる？
そのままちょっと周りを見渡すと、目線が合うこと合うこと。
皆合った瞬間そらすけどね。
ここは真摯に謝らないとめんどくさそうだ。いや、絶対面倒くさい。
周りの目があるしね。
1度ゆっくりと深呼吸して、覚悟を決め、口を開く。俺、超真顔。
「ごめんね、ミッツーさん」
「なめとんのかゴラァアアアア！！！」

余計怒ってしまったようです。