第三章

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梶川と 顔を合わせるのは 恥ずかしすぎる 『触るだけ』 思い描いた場所は 中と外で 天と地ほども違っていて 『柔らかく・・・・・・、すべすべしてます 繊細で傷付きやすい栄一さんのよう、大切にしないと傷を負ってしまいそうだ』 感極まった声に 感動して 泣いてしまった俺を 抱き締め あやしてくれたアイツの ・・・・・・アレって 「なに?」 どうかした? 首を傾げる瞭ちゃんに ハッとして 顔がカァァァッと火照った いや、ぁの 初めて指を アソコに挿れられた時の 感覚って いつまで続くもの? 経験者の瞭ちゃんに 訊きたくて 聞けずにいる俺は 「あー、ごめん。 なに? って、聞いて欲しそうな顔してると思ったんだよね ほら、桜田ってシャイだから、訊かないと言えないところあるしさ」 懇願するような視線を 瞭ちゃんに 向けていたらしい 「ぃや・・・・・・   ・・・・・・その  ぅん」 駄目だ 聞いて欲しいけど 恥ずかしすぎて言えない 指一本で キツキツだった穴に ・・・・・・パンツの中で ガチガチの 岩みたいになってた アレ 本当に挿る? とか
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