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セルディアとエルナの寝室
セル「まだ新婚旅行に行ってなかったな」
エル「ああー。行ってないですね……むぅ、そんな所に置くなんてセルディアは意地悪です」←チェスで遊んでいる。
セル「お前も人の事言えんがな。また嫌らしい位置に置いているではないか。……そこで新婚旅行は何処に行きたいか教えてくれないか？ 俺一人では中々決まらなくてな」
エル「もしかして、今日は新婚旅行に行く場所を探していたのですか？ むー……では此処に置きます！」
セル「そうだな。今日ばずっとそればかりやっていた。其処は反則だろうが！ お前がその気なら、俺は……此処だ」
エル「うー！ 酷いです！ 私に手加減はしてくれないのですかぁ……あ、私はお祖父様の所に行きたいです。せっかくなので御忍びで汽車に揺られて、なんてもの良いですねぇ……」
セル「ふむ。クリスの所にか。悪くは無いな。ただ、お前を他人の中に入れる訳には……お前との頭脳戦は油断ならないからな。手加減したら其処で終わりだろう？ チェックメイト」
エル「ふにぃ……負けました。これで百戦五十敗です。……大丈夫です。セルディアが守ってくれれば何とかなりますよ！ ふわぁ、もう眠いですしこの話は明日にしましょう？」
セル「ああ。お前が言うならそうしよう。さて、と」←エルナをお姫様抱っこした
エル「へ！？ セルディア、重く無いですか？」
セル「別に問題は無い(むしろ軽すぎて夕飯ちゃんと食べたのか心配だ。献立を練り直さねば)」
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