After 2 days

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「!?」 田中の力強い腕が俺と石炭を抱きしめてくる。 待て待て待て待て!! なんだこの状況!? 「た、田中っ……」 「俺の心臓、すごい速いのわかる?」 キャパオーバーな台詞の連打に、コクコクと高速で頭を振り続ける。 俺と田中の間には、存在感たっぷりの石炭の袋があって、本来なら相手の心臓の音なんて感じるわけねーのに。 にも関わらず、ガンガンに伝わってくるって…… どんだけドキドキしてんだよ、田中!? いや、俺もバクバク言ってますけどね!! いろんな意味で!!!!
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