prologo

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しっかしこんな皺だらけでやばいな。今すぐ天国なんてもんがあるんなら逝っちまいそうだよな。俺の目の前で死んでも俺を恨まずに安らかに眠ってくれ。 「お主、勘違いしとるようじゃが儂は神じゃぞ。お主の死因はPCの爆発による爆死じゃ」 おいおい、こんな皺だらけだからきっと頭の考えまでいかれちまったのか?神だなんだっていってるから何かの宗教に属してるんだろうな。だが他人を巻き込むのはやめてほしいぜ。 「儂は別に頭がいかれてるわけでもないし宗教にも関係なくは…ないが儂は神じゃ」 おい、こいつがもう少し元気そうな爺なら腹パンしてたぞ。あれか?新手の宗教団体なのか? 「どうにも疑ってるようじゃな。どうすればお主は儂を神だと信じるんじゃ?」 あくまでこいつは自分が神だと言い張るか。だったら… 「まず、神として翼は必須条件、次にこの真っ白な空間をどうにかしろ。最後に今の地球の科学でできないことをやれたら信じるかもな」 まぁ、これで諦めてくれるだろうと思い、この怪しい爺に言ったらすぐに6対21枚の翼にここの真っ白な空間は何処か落ち着きのある感じの風景に変わった。そしてその後爺は何の前触れもなくアニメやラノベで出てくる魔法陣を浮かべそこから魔法のようなものが打ち出された。
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