prologo

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「これで信じてくれたかの?」 う~ん、にわかには信じがたいけどこの眼で見たからな。 「それでその神(仮)はどんな理由で俺に用があるんだ?」 一応は(仮)をつけて神と認めることにした。そうすると神(仮)は何処か不満げな顔をしながらも俺に説明をした。 「そう、あれは1億と2000万年前…ヘブゥ…冗談です。真面目に言いますと…ということがあったのです」 ふざけたことを言ったから俺が思い切り腹パンをしたら爺は変なうめき声を出しながら真面目に言った。どうやら神(仮)はそうとうイライラしてその辺にあった紙をくしゃくしゃにして燃やしたらしい。で、その燃やした紙が俺の運命が書かれていたらしい。 で、俺のあの場ではあれ以外に死にようがなかったらしく死んだらしい。 「おし、わかった。それで何かお詫びか何かがあるんだよな?」 正直、そこまで期待してないが聞いてみた。 「お主を地球以外の世界に何でも特典をつけて転生させてやるわい」 ほぉ、こう言うのは案外言ってみるもんだな。それに今"何でも"って言ったな。俺はニヤリと笑った。ま、まずは話だけでも聞いてみる価値あるな。
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