prologo

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「そうだな。まずは身体能力をプレデトンで最強の身体能力の10億倍もちろん加減はできるように。そして次に魔法は全属性で魔力は∞、∞が無理なら使った傍から使った分の魔力が回復する体質に。そして最後に特殊能力として創造の具現化、森羅万象を操る、分析、形成、能力を奪われることの無効化だ」 俺が言い終えると爺はポカーンとしていたが正気に戻ると慌てた様子で声をかけてきた。 「そんな大それた能力をただの人間に…じゃが儂のミスだし…。とにかく、大体わかったが分析と形成というのはなんじゃ?」 「分析はその字の通り物事を分析して形成は概念やら魔法の属性やらどんなものでも造りだすことができることだ。それにさっき"何でも"って言ったのはお前だし数の制限もなかったよな?」ニヤニヤ 俺がそう言うと爺は観念したようだ。こういうことがあるから"何でも"なんて言葉は簡単に使うもんじゃない。後でろくなことにならないんだからな。 「それじゃ能力は渡したからさっさと転生してくれんかの?」 「おい、誰が能力貰って直ぐに転生するって言った?俺が今の能力を完璧とはいかなくても8割は扱えるようにどこかで修業させろ」 俺はこの後、この場所で数百年間修業して更に能力が伸びあがった。
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