生徒会

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「・・・は?」 副会長が声をあげる。 それに見向きもせずに 「いるんだろ?桜坂雲雀。」 どうする。 やりすごすか? やりすごせるか? 「桜坂」 今度は、少し大きめの声で言われた。 委員長は確信をもって俺のことを呼んでいた。 目は合っていない。 それでも、迷いなく俺のいるところを見つめていた。
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