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「・・・だいたいの事情は分かった。親衛隊員は処分が下るまで各自部屋で待機してろ。逃げ出したら処分は重くなるからな。白井、桜坂、生徒会会長の親衛隊隊長は残れ。永心はここに残れるな?」
「了解であります!」
「その他の者は帰れ。なるべく自室から出ないよう。解散!」
首を垂れて帰る者、こちらをチラチラと見ながら帰る者
様々に風紀室から出ていく。
「京極風紀委員長。」
「なんだ、鮫島生徒会副会長」
「なぜ、私が帰らなければいけないので?翼一人に対して、親衛隊二人じゃないですか。それに、私は初めからではないにしても状況を見ていました。ここにいる理由には妥当なのでは?」
「ひいき目が入るとやっかいだからな。お帰り願いたいが?」
「ハッ・・・ひいき目。あなたそれを言えるのですか?」
「・・・どういう意味だ。」
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