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ん?え?
「や・・・やっぱり・・・」
「?何故、桜坂なんだ。」
さらに意味が分からんとした顔を見せている。
そりゃそうだろう。俺もわからない。
「雲雀・・・そうならそうと早く言えよっっ!!無駄に落胆したり喜んだりした俺はなんだったんだよっ・・・・いや、それはそれでうまかったけどさぁ。」
「ないないないない。そんな事実ないよぉ!?」
危うくチャラ男忘れるところだった。
「その戸惑いかた。隠せてませんよ。生徒会の中ではだいぶ話題になりましたからね。」
「なんですと!!あ、もしかしてあの一人で着替えてたってやつ・・・実は、いたしてた後だった!?だから、委員長もちょっと聞いただけですぐ釈放したのか・・・自分が雲雀を襲ってたから。そうか・・委員長も欲望には勝てなかったのか・・・なにそれ、メシウマ。」
ぶつぶつとつぶやく永久の話を全部聞き取ったらしい副会長が、
「へぇ、そんなことが。こちらにはなんの報告もないのですが?生徒のそういう被害は共有することになっていたはずでしたけど?まぁ、そういう理由でしたらわかりますけど。」
「報告する必要性がなかっただけで、俺と桜坂はそんな関係ではない。」
きっぱりと言い切る委員長だった。が、
「委員長・・・あきらめてください。証拠はそろっています。」
「そうですよ、無駄なあがきはやめなさい。」
永久ともかくなんで副会長までノってきてんだよ・・・
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