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双「 あなたには関係ないです。この魔王が!呪いを返されるようなマヌケな方に任せていられないだけです。」
煌「 なんだと?」
ギャーギャー!
こわいこわい。女の子の喧嘩って聞いているほうがヒヤヒヤするよね。
壱「 大丈夫?さっきから溜息ばかりだし、目の下に隈ができてる。」
武「 ギャ!」
急に壱利塚先輩の顔が目の前に来たので、咄嗟に変な声を出してしまい赤面する俺。
これは、変な声に恥ずかしく思っただけで決して先輩の顔が近くにあったから赤面しているのではない。
と自分に言い聞かせながら、熱を持った頬を冷まそうと手を団扇がわりにして風をおくる。
煌「 どうした!武!」
さっきまで言い合っていた煌翔もこちらに近づいてくる。
そしてひとこと。
煌「先輩。武に過度なスキンシップは止めていただけますか?じゃないと、僕があなたを殺しますよ。 」
また黒い笑みをこぼす煌翔に若干寒気を覚えた。
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