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麗「こんなところにお呼びだてしてすみません。 」
武「 えっ?この手紙麗くんが?」
麗「はい...そうなんで... 」
シュッ
スパッ
???
タラー
何?今何が起きたの?
麗くんから出た殺気に体が反応し、数歩後ろに下がった俺。
頬に手をやると血が...。
えっ?切られた?
目の前には小さなナイフを持った麗くんが。これは、麗くんが?
チッ
武「どうしたの、麗くん! 」
麗「その名で呼ぶな! 」
えっ?
麗「 麗なんて名前...。」
武「 落ち着いて麗くん。どうしてこんなことするの?」
麗「 ...............。」
武「 俺、麗くんに嫌われるようなことしたかな?」
麗「あなた自身には何も無いですよ 」
武「 じゃあなんで?」
麗「本当にわからないんですね。 」
―――レ...イ.........。
武「 ヴっ。頭が...。なんなんだ?」
麗「 やっとですか。
待ってましたよ、母さん。」
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