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武「 だとしても、ここに来る必要はありませんよね。」
藍「自分の後輩の仕事を見に来て何が悪い? 」
武「そういうことではなく、
ジャマなんですよ!どこか行ってください。気が散ります。 」
イライラしながら、卒業したはずの先輩たちに若干八つ当たりをしている自分に少し嫌気がさしてきた頃。
壱「 まあ、そんなこと言わないでくれよ。昔の仲間がこうやって集まれることは良いことじゃないか。」
武「 それはそうですけど...。」
あれから、壱利塚先輩の顔をしっかり見ることができない。
それは多分前世の記憶と関係しているのだろうと思うのだが、ハッキリとしないモヤモヤした気持ちが俺の中にある。
煌「 つまりあんたたちは、武に構って欲しいんだろう?前世みたいに側に一緒にいたいとか思ってるんだろ?」
ニコっと笑いながら、目の奥が笑っていない煌翔が言う。
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