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〈全帝side.〉
「ありがとーwwww」
彼女はその言葉を最後にあっさりと転移をした
魔物達の視線を痛く思いながらも、周りを改めて観察する
木々の一本一本が大木と化し、幹の所々にコケ等がくっついている
葉の生い茂った枝からは木漏れ日が差し込み、何とも美しい光景だ
もし彼女がこの森の状況を生み出したなら、もう今までの魔力消費量で帝クラスが瀕死するレベルまで行ってるぞ…!?
『まだいるのですか人間』
サンドラゴンが俺に話しかける
どうやら彼女は念話で話していたらしい
「彼女は何者なんだ?」
『知るわけ無いでしょう。あの方はさっきこの森にいらした様ですし。まあ、もし知っていたとしても教えませんが』
なんかこのサンドラゴンイラッと来るな!!!?
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