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「…仕方が無い…王国に戻ってギルドで地道に情報を拾ってみるか…」
『あの方の言っていた通りお前は全帝なのですね』
「ああ。おかげで仕事が大量だ」
主に勇者の所為で
『…人間の王国ならばあの方についての情報が入る可能性がありますね…』
「まあな」
少なくともここよりウザい程情報が飛び交ってるな
『…よし。不服ですが私も行きましょう』
ん?
何言ってんだこのドラゴン
サンドラゴンの身体が金色の光に包まれ、光が収まる頃にはサンドラゴンの大きな身体は無く、代わりに俺と同じ位の影
人化出来るのか
キラキラとした金色の長髪にお揃いの瞳、美人という感じのイケメンだ
「お前雄だったんだな」
「この姿では男と言って欲しいものですね」
言葉が話せるようになったのか、念話だったのが普通に口に出している
「王国に来るのか?」
「文句ありますか?」
「…宿とかどうするんだ?」
「…………貴方の家に行けばいいでしょう……?」
今黙っただろ
行く宛無かったんだな
というか何故そこに俺の家出てくる
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