魔盲っ子だよぉ!

24/25
前へ
/94ページ
次へ
「馬鹿なっ!!!?」 「あれだけの量の魔法を一瞬でどうやって…っ!?」 後退りをする前衛 パニックになるのは勝手だけど… 「次は私の番だよ?」 指を天に向けると、大量の槍の形をしたものが突然現れた 刃先をキモエルフ共に向けて軽く数百 火の槍に水の槍、つまり基本属性全ての槍がある 手を振り下ろし、全ての槍をキモエルフ共に叩き込む 「うぎっ!?」 「ぐぁあっ!!!?」 悲鳴を上げるキモエルフ共 防御魔法を使う者も中にはいるが、魔力密度が低いのか、あっさり槍に貫かれる 完全防音付けて本当に良かった 付けて無かったらシンが起きちゃう所だったよ そんなことを考えていると、突然何かに足首を捕まれる 「たっ…たす…け…っ!!」 助けを乞うキモエルフの顔にはハッキリと苦痛の2文字 痛いだろうね 嗚呼、痛いのだろう でもね… キモエルフの手を蹴って外させる そしてわざとらしくニッコリと微笑む 「嫌だね」 「!?、なっ…んで…っ!!」 何でかって?そんなことも分かん無いの? 「お前は私を怒らせた」
/94ページ

最初のコメントを投稿しよう!

426人が本棚に入れています
本棚に追加