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「馬鹿なっ!!!?」
「あれだけの量の魔法を一瞬でどうやって…っ!?」
後退りをする前衛
パニックになるのは勝手だけど…
「次は私の番だよ?」
指を天に向けると、大量の槍の形をしたものが突然現れた
刃先をキモエルフ共に向けて軽く数百
火の槍に水の槍、つまり基本属性全ての槍がある
手を振り下ろし、全ての槍をキモエルフ共に叩き込む
「うぎっ!?」
「ぐぁあっ!!!?」
悲鳴を上げるキモエルフ共
防御魔法を使う者も中にはいるが、魔力密度が低いのか、あっさり槍に貫かれる
完全防音付けて本当に良かった
付けて無かったらシンが起きちゃう所だったよ
そんなことを考えていると、突然何かに足首を捕まれる
「たっ…たす…け…っ!!」
助けを乞うキモエルフの顔にはハッキリと苦痛の2文字
痛いだろうね
嗚呼、痛いのだろう
でもね…
キモエルフの手を蹴って外させる
そしてわざとらしくニッコリと微笑む
「嫌だね」
「!?、なっ…んで…っ!!」
何でかって?そんなことも分かん無いの?
「お前は私を怒らせた」
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