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「バカっっっ！！！
なんで地球、爆破しちゃうのっっっ？！
僕らが住んでんのにっ！！！」
ん？
「スヅも住んどる地球？」
「そーだよ！！
僕もりょーちんも住んどるがっっ！！
なんで悪党数人やっつけるのに、地球を破壊しちゃうの？！
これで終わらせないでね？！
なんとかするんよっ？！」
・・・スヅ、怒っとる。
「・・・わかった。
・・・わかりました。」
しゅーん。
「・・・あ、ごめん。そんな落ち込まんで？」
言い過ぎたと思ったのか、スヅが上目使いでこちらの様子を見ながらオレのご機嫌伺ってくる。
「ごめんて。
ほら、りょーちん、元気出して？
僕のパラパラ、観せたげるけえ。な？」
差し出されたスヅのパラパラ帳をオレは素直に受け取った。
なぜだか胸の辺りが、きゅうってなるん。スヅに優しくされて面倒みて貰うのがスキなん。
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