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「・・・・・」 さーこがこちらを窺っている。 この間ぁが、毎度何か恐ろしいものをはらんでいるのだ。 「・・・ナニ?」 「・・・・・・・」 「・・・・ナニ? ・・・・なんか、コワいで?さーこ?」 「・・・・・・・ りょー・・・、 なあ、モシカシテなんじゃけど・・・」 ん?なんか、コワ・・・ 「今の美少年は、りょーの早朝ベランダの件と関係あるんか?」 ッッッ!!!!! オレはソッコー、誤魔化した。 「は・・・、な・に・・・・・? どーゆー意味か、オレにはちょっと・・・「りょー!! 誤魔化せるとでも思っとるん?!」 「は?・・・いや、なにをいったい・・・」 「アヤシイわ・・・。 あんた・・・、何か隠しとるじゃろ?!」 さーこの視線は、オレにロックオンされて、もう逃げ場がない。絶壁まで追い詰められとる。 「こっちは、ピンとくるんよ? あたしは、あんたの一番の理解者なんやけえ。」 ・・・理解者っちゅーか、 超能力捜査官っちゅーか。 .
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