36人が本棚に入れています
本棚に追加
「オトナのオトコじゃったぞ?!
ホンマのチューじゃっ!
コイツ、どこで何しよんだかっ?!」
オレの胸の下でスヅが一層震える。
わかっとるよ?
昨日のアイツやろ?
「・・・・ええが、そんなん。
付き合ってたらキスぐらいするじゃろ?
オレだってオトコがスキじゃし!!
珍しくないわっ!!」
オレは無我夢中だった。
「「「「えええっっっ!!!」」」」
グループがどよめきの喚声をあげた。
が、一人が嬉々として言った。
「わかったっ!相手はスヅキじゃろ?!」
「違うわっっ!!」
オレは咄嗟にそう言った。ホントのことを言うともっとスヅが標的になってしまう。
.
最初のコメントを投稿しよう!