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「オトナのオトコじゃったぞ?! ホンマのチューじゃっ! コイツ、どこで何しよんだかっ?!」 オレの胸の下でスヅが一層震える。 わかっとるよ? 昨日のアイツやろ? 「・・・・ええが、そんなん。 付き合ってたらキスぐらいするじゃろ? オレだってオトコがスキじゃし!! 珍しくないわっ!!」 オレは無我夢中だった。 「「「「えええっっっ!!!」」」」 グループがどよめきの喚声をあげた。 が、一人が嬉々として言った。 「わかったっ!相手はスヅキじゃろ?!」 「違うわっっ!!」 オレは咄嗟にそう言った。ホントのことを言うともっとスヅが標的になってしまう。 .
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