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あの日から、3日後。
残業で遅くなった私は、夜ご飯はコンビニですませることにした。
...この時間だったら、もしかしたら勇士さんに会うかもしれない、なんて少し思いながら。
朝出勤前か、夜仕事帰りによくここに立ち寄ると言っていた勇士さん。
今はちょうど勇士さんがよく立ち寄ると言っていた時間帯だ。
「いらっしゃいませー」
やる気のなさそうなバイト店員くんの声。
中には他のお客さんは誰もいなさそう。
...まぁ、そんな偶然続くわけないよね。
そう思いながら、私は晩ご飯のお弁当を選んだ。
今日のお昼は、恵美さんとパスタを食べたから...
私は、棚から、おにぎり2個とサラダを手にすると、レジへと向かった。
レジでは、相変わらずやる気のなさそうなバイト店員くんがレジをうっていて。
「あ、からあげとコロッケもください」
...レジの横にあると美味しそうに見えるよね。
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